私のスマホはSHARP AQUOS sense3 plus (au SHV46)というモデル。だいぶ年代物になりつつありますが、もうフィルムもケースも無しの丸裸仕様。落とさないように、裏蓋にリングを直貼りしています。で、コレが良くなくって、なんと裏蓋がパカッと。リングは普段から負荷がかかる上、一度交換しているので、その時に結構負荷をかけてしまったと思います。
ついでにバッテリーでも交換すれば、また貼り付けてもらえるのですが、設定のバッテリー健康度は”良好”。元々余裕ある容量だし、ヘタリもそれほど気にならない感じ。
仕方がないのでDIYで貼り付けようかと。中々ガッチリはくっつかないみたいですけども・・・。
剥がれた所から見た感じ、2mm幅くらいのテープが良さそうなんですが、そのへんのホームセンター等には売ってません。Amazonを探してこんなやつにしてみました。
なぜコレか、というと、なんだか「ピンセットの評判が良かった」から・・・。値段は他社と似たりよったりで、レビューを読んだ感じ、貼り付け強度も似たりよったりかなと。
いくつかピックアップしますとこんな感じ。
上2つは同じような黒いアクリル両面テープかなと。3つ目の赤いのもアクリルみたいですが、少し違うんでしょうな。似たようなのがたくさん売ってますが、これらとほぼ同じ3Mの両面テープの幅違いのようです。
以下、格闘の軌跡。
開封の儀
ピンセットとクロスが付属する分、他の商品より100円くらい高い感じ。
分解
リングでカバーを浮かせながら、ギターのピックで剥がしていきます。
本物は多分、バックパネルの形に型どられたブチルゴムかなんかですかね。ものすごく伸びました。
脱脂
綿棒にイソプロピルアルコールを付けて脱脂。数分乾燥させました。
レンズクリーニングティッシュで拭いてみたりもしました。
古いので同じのが無い。型番的にはこれが後継っぽいけど、少し高い。
こっちのほうがお安いですな。
貼り付け
いくつかテープの貼り付けパターンを試しました。 で、10回近く格闘しましたが、くっつきませんでした。
どうも接着力が足りないと思い、リングの負荷を分散させるため、リングの貼付け位置にも両面テープを追加してみたりもしました。
- 本体側に貼り付け
>本体側にテープが残り、バックパネルはすぐに浮いてきました バックパネル側に貼り付け
>バックパネル側にテープが残り、バックパネルは浮いてきました本体側、バックパネル側両方に貼り付け
>両方それぞれにテープが残り、テープ同士はあまりくっつかない感じ。バックパネルは浮いてきました。本体側にテープを2枚重ねて貼り付け
>本体側にテープが残り、バックパネルは一部だけ浮いてきました。んーこれは惜しい。
押さえつけ
基本、両面テープは24時間固定が必要とのこと。いくつかの方法を試しました。 24時間放置しても、を外すと数十分で浮きが発生。
重し
2kgの鉄アレイで、全体がなるべく均一に押せるようにしてみました。
養生テープ
クランプ
2個しか持っていないので、数十分ずつ、移動して固定。
結論
上にも書きましたが、完全にくっつけることはできませんでした。
貼り付ける面が曲面なので、テープにある程度厚みがあり、追従性を持たせないと、何処がかくっつくと何処かが浮くという事になるようです。2枚重ねはちょっといい線いっていたので、重ねなくても厚みがあるテープがほしい。3枚重ねても剥がれそうだし・・・。 液晶パネル側を止めるとか、平面のバックパネルを止めるとかなら、このテープで良かったのかもしれません。
そもそも、お店でバッテリー交換する場合、24時間も固定しないと思います。ネットで見た感じ、周囲を沢山のクランプで10分程度固定して終わりみたいな感じ。そもそもテープじゃなくて、機種専用に型取りされたブチルゴムシートみたいなものだと思われます。数十分の固定で浮いてくるのはもうダメかなと。
どうせならガッツリ付けてみようということで、分厚いブチルテープでリベンジします。
P.S.ピンセットは素晴らしい。角度と尖り具合が最高です。
つづく