こんな感じでMNPしました。
激安になっていたSHARP AQUOS R8をゲットしたので、感想を書いてみようと思います。
開封の儀
こんな感じで入っていました。
シンプルな箱。
画面は白いシールで保護されています。付属品はデータ移行用のアダプターと簡易マニュアルのみ。
ロボクルOK
裏面も保護シールが。
右側面は指紋センサー兼電源ボタン、ボリュームボタン
下はマイク、type-c、スピーカー
上はSIM&SDカードスロット、イヤホン、マイク
回線移行
フリーダイヤルに電話して、ガイダンスに従って、電話番号と、SIMカードの番号下4桁を入れて切ります。数分後には元の回線が使えなくなり、新回線が開通していました。紙には10分程度とありましたが、5分掛からないくらいでした。
APN設定をせよ、とありましたが、SIMカードを入れたら自動で完了していました。テストでもう一回フリーダイヤルに掛けてみましたが、問題なし。
5Gを自分で有効にする必要があるようです。My IIJmioアプリでonにして暫く待つ必要があります。
データ移行
最初はこの様に、付属の「クイックスイッチアダプター」(黒いType-C-A変換)を使ってみたんですが、
コピー中にも設定が進むので、画面を操作することになり、触っているとケーブルがズレて通信が切れてしまう・・・。アダプターが短くてType-A側の端子が浅く、ケーブルが簡単にズレます。もっと長いケーブルにすれば多少は良さそうですが・・・
充電で使っているUSB-PDケーブルで繋いでみました。こちらでも問題なくデータ移行できる感じ。
このあと、もともと入れていたアプリもインストールしてくれて、ホーム画面もほぼ元通りです。
ただし、これはこの端末に限らずAndroid全体かと思いますが、アカウント設定が必要なアプリって、ほとんど情報が引き継がれず、ログインし直しの設定し直し・・・。娘氏のiPhoneはゲーム以外みんな引き継がれているっぽかったので、ここら辺はiPhoneの方が良いのでしょうか。
使用感
前回の比較表をもう一回載せておきます。
R8 | sense3plus | |
---|---|---|
CPU | Snapdragon 8 Gen2 | Snapdragon636 |
RAM/ROM | 8GB/256GB | 6GB/64GB |
ディスプレイ | 6.39inch ProIGZO OLED 1080x2340 240Hz | 6.0inch IGZO1080x2220 60Hz |
カメラ | メインカメラ(標準) 5,030万画素 CMOS F1.9 23㎜相当 ライカカメラ社監修1/1.55インチセンサー 電子式手ブレ補正 メインカメラ(広角) 1,300万画素 CMOS F2.3 17mm相当 電子式手ブレ補正 サブカメラ 800万画素 CMOS F2.0 26mm相当 |
メインカメラ(標準) 1,220万画素 CMOS F1.8 27mm相当 電子式手ブレ補正 メインカメラ(広角) 1,310万画素 CMOS F2.4 16mm相当 電子式手ブレ補正 サブカメラ 800万画素 CMOS F2.2 25mm相当 |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n(Wi-Fi 4)/ac(Wi-Fi 5)/ax(Wi-Fi 6/6E) | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Ver.5.3(LE Audio対応 ※Broadcast機能は非対応) | Ver.5.0 |
スピーカー | DolbyAtmosステレオ | DolbyAtmosステレオ |
イヤホン端子 | φ3.5mm | φ3.5mm |
バッテリー | 4570mAh | 4000mAh |
SUGOIHAYAI
すごい速い。サックサクです。間違えて違うアプリを開いても、サックサクです。もう、サックサクです。Snapdragon 8 Gen2だし当たり前ですよね・・・。ストレージも速くなっているので、ダウンロードもインストールもみんな速い。
ゲームが実用に
上記の通り速いので、ゲームが快適にプレイできます。今までゲームは諦めてPCでやっていたのですが、やっとスマホでできます。ゲームは「まおりゅう」(転スラ)です。
もう一つ、充電制御もできるので、切り替えは必要ですが、画面点灯中は充電せず給電のみにすることもできるので、充電しながらゲームして、バッテリーがアツアツになることも無さそうです。
CPUパワーがある分、本体の発熱は結構あり、電池周り以外が全体的に温まります。熱々でさわれない、と言うことは無いです。うまいこと放熱しているんだろうな、と言う感じ。ただ、3Dのゲームで最高画質だと厳しい、という評価も見かけました。性能よりアツアツにならない方を取ったのかも知れません。放熱にはカメラのリング部とか、外周のフレームなんかも使っているようです。カバーを付ける場合、カメラの外側の黒いリング部が空いている物が良いですね。
そして流石に電池もかなり減ります。外でゲームやるならモバイルバッテリーから給電するのが良さそう。
画面
OLEDと言う事で、なんか違うんかな、と思っていましたが、特に変わっていないというか、違和感なく調整されているという印象。sense3 plusのIGZO液晶が優秀だったんでしょうね。ディスプレイの設定を「オススメ」にして比較するとsense3 plusの方が色が濃い目。R8は抑えめな感じです。わざとらしさを抑えた感じでしょうか。YoutubeでHDR動画を見ると、sense3 plusはHDRにならない(端末側でバーチャルHDRにはできる)のですが、R8はHDRになって、輝度も自動で上がります。光源の眩しさも表現され、流石のOLEDと言う感じ。あと黒部分の白浮きはIGZO液晶でもあるので、OLEDの方は締まりが有っていい感じです。
最初、R8にはダイソーの自分でカットするフィルムを貼ってしまいました。透明度が低いので、後から購入したガラスフィルムに貼り替え。とてもクリアになりました。
充電中等、LEDが無くなったので、代わりに画面に表示が出たりします。
OLEDだから文字の部分だけ電気を使うので、そんな芸当も可能なんだなと。
カメラ
白飛びしやすい、と思ったら、画面表示は白飛びするけど、撮影した画像は白飛びしてませんでした。何なんでしょうね。未だ修正されていないのは謎です。「ライカ」の名前に期待していたんですが・・・取れた画像はきれいですけど、撮る気が削がれます・・・。
ポートレートモードにすると背景がボケます。キレイにボケて一眼レフ要らずですね。
スピーカー
sense3 plusに比べてスピーカーBOXが大きくなったんですかね。より低音側が充実した余裕のある音になりました。こもり感もありますが、聴きやすくもなった感じです。受話側のスピーカーが改善されているのか、以前より左右バランスも良くなった気がします。Dolby Atmosの設定画面は以前と同じでした。しょっちゅうABEMAなどで動画を見ているので、良くなって嬉しいです。
Bluetooth
カーナビでスマホの音楽を流す際、ナビ側に曲名が表示されず、スマホの開発者オプションで「AVRCP」のバージョンを下げる必要があったんですが、R8はいじらなくても行けました。
指紋センサー&電源ボタン
以前は画面の下にあったので押しやすかったんですが、電源ボタン部に移動してしまったので使いにくいです。センサーに触るために持ち替えないといけないので、なかなか慣れない。しかも持ち上げた際とか、画面上の方をタップする時とかに触ってしまい、Payトリガーが発動、お陰でいつでもauPayが起動しています・・・。分かっていたとは言えちょっとめんどいです。R8 Proは画面内超音波センサーが付いているそうで・・・そっちが良いですが、そちらもガラスフィルム等で感度が下がるとか。つーか、画面下に戻したほうが良いんではないかな・・・。
そしてなんと、電源ボタンを長押ししても電源切れないんですね。Geminiさんが起動しました。もはや電源ボタンではないのですね・・・。分からなくて、設定→システム→電源メニューでも行けのを発見。説明書によると、電源+音量上で電源メニューが出るそうな。
Payトリガー
そのPayトリガーにフォルダができて、電子マネーやポイントカードを放り込んでおけば、支払いはとりあえず全部トリガーからできるようになったので、かなり便利です。レスポンスもいいからレジでもたつきにくいです。嬉しい。
顔認証
反応良すぎて困るくらい速いですね。お陰で、ロック画面を見たい時とか、画面が消えていて欲しくても顔認証してしまい困ることも。ちょっと悩ましいところです。ロック画面はカメラに映らないように画面を見れば見れなくはないですけども。
充電
何か以前より相性が出るようになったといいますか、調子悪いときがあります。バグでも残ってるのかな。
アクセサリ
ケース
sense3 plusはここ2年くらい、もう裸で使ってました。裸が一番ではありますが、特に外周がボコボコになるので最初はつけておきたい。
R8は型遅れということで、安くなっていたりもしますが、通販は送料が掛かったり、販売終了してたり、近所では欲しいのが高かったり・・・。仕方ないので近所で安かったこれをゲット。
信頼と実績のエレコムさん。手帳型です。近所のノジマで処分価格550円也。
こっちが良かったんですが、ノジマさんはまだちょっと高かった・・・。と思ったら、後日お安くなっていたのでゲットしました。


外周のTPU部は貼り付き防止のドット加工がされていますね。更にカメラをガードするため角部に足が付いています。
ロボクル非対応とありましたが、一応使えました。
手帳タイプは、車やバイクのスマホホルダーに挟めない感じなので、必要なときはケースから出さないといけませんね。ホルダー側を替える手もあるけど、かえって高くなってしまう。
こんなんも買ったので、裸使用は避けられますが、これも使いにくいので辛い。角が画面にかぶるのでカットしてみましたけども。
結局、私の使用スタイルでは、やはり「透明ケース+背面にリング貼り付け」が一番良さそうです・・・分かっていましたよ、分かっていましたけど、手帳型もたまには良いかなと・・・。
フィルム
sense3 plusはフィルムも無しで使ってました。やはり傷なしとはいかなくて、画面外に少し傷が入りました。手帳型の間は無くてもいいかも知れませんが、やめたらしばらくは貼っておきたい。
いつもならこういうの買うんですが、
お高いですな。
今回はこちらが安かったので、これにしました。
初ガラスフィルムです。これも信頼のELECOMさん。中華メーカーのガラスフィルムは安いんですが、形状もいまいちで・・・。
最初ダイソーの自分でカットするやつを貼ったんですが、イマイチだったので貼り替えました。
透明度抜群。指滑りもいいし、指紋も残りにくいです。
因みに最初に貼ったフィルムはこちら。sense3 plusの左半分に貼ってみました。
剥がした後なんで汚いですが、切り口がアレなのは置いておいて、指すべりが悪いし、指紋残りまくるし、透明度も低いです。せっかくのOLEDがちょっと残念な感じになってました。ダイソーさんはiPhone用が充実しているんで羨ましい限りです。自分で切るやつもバージョンアップしてくれないかなあ。
ストラップ
sense3 plusは裸にリングを直接貼り付けていたんですが、手帳カバーを買ってしまったので、合皮だし貼れない・・・。仕方ないのでとりあえずダイソーさんへ。
ショルダータイプと
リストタイプ
リストタイプは、手首を通すとスマホとの距離が近すぎて持ちにくい。手のひら辺で止めればマシだけど、色々かさばって操作しにくい。更にストラップホールのフィルムが固くてロボクルに置けない。
家の中ではショルダーが良い感じです。ただ、ストラップホールのフィルムは柔らかいけどロボクルに置くと浮き気味になるのか、充電していないことが多い。更に、ケースとスマホの間にフィルムが挟まるので、厚さ分穴がズレてしまい、Type-Cコネクタが奥まで刺さらない。
充電口の穴を下に広げたんですが
フィルムの厚み分ズレるので
コネクタが刺さらない
手帳型はストラップ穴を自分で開けて、フィルムを挟むのを止めたいところですね。ちょっとやってみるか。穴が千切れそうですが・・・。
感想
ハード的にかなり進化したので、大変良い買い物ができたなと思います。安く出してくれたIIJさんや協力したであろうシャープさんに感謝です。ただ、まだバグフィックスし切れていない気がします。所々おかしいことがある。もう1回くらいOS更新があると思われるので、そこで直っているかどうか。カメラ画面の白飛びはホントなんとかして欲しい。
回線速度ですが、あまり外出していないので、正直よく分かりません。鬼門の12:30とかピンポイントで使っていないですが、他の時間帯で不都合は今のところなし。昔より良くなっているらしい(昔の12時台はひどかった)ので、多分心配要らないと思います。
昔に比べたらだいぶ楽になったAndroidの機種変更ですが、まだまだ便利とはいかないですね。アカウント情報含めてまるっと移行してくれると助かります。すごい面倒でした。まあ、見直しの機会になりましたけども。
とにかく機種変更できてよかったです。