MUJIんblog

オッサンの独り言です。パソコン、スマホ、カメラ、楽器、バイク、猫、無印良品などなど、趣味の話題で行こうと思います。

卓上IHクッキングヒーターを買い替えてしばらく使ってみた話。

遡ること1年前、鍋シーズン突入時に卓上IHクッキングヒーターの調子が悪くなり、いつも使っている土鍋に反応しなくなりました。元々、あまりに古いから交換すべきと思っておりましたが、ついに不調が出たので、買い替えました。

買ったのはこいつ

コイズミ IHクッキングヒーター KIH-1404/W

おや、色違いもあるのね

(この記事は数ヶ月前に書きかけて、シーズンが終わってしまったので、加筆修正してみました。古いところあったらすみません)

まずは修理に挑戦

 今まで使っていたのはだいぶ古そうなAGC旭硝子)製の物。親戚の家からIH対応土鍋と共に廻ってきました。土鍋は直接IHで加熱できるタイプで、きっと鉄粉でも練り込まれているんでしょうかね。なかなか良い鍋ですが、裏側にちょっと脚が付いていて、底面が2~3mmくらい浮く感じ。これが悪さしているようで、使っているうちに反応が悪くなり、ついには反応しなくなりました。ただし、普通の金属の鍋は反応します。むむむ。

 何とかならんかとIHヒーターの蓋を開けてみたものの、鍋の検出ってどうしてるんすかね。センサーみたいなのじゃなくて、コイルの電流変化とか見てるんでしょうか。天板なしで、土鍋を載せてみたら反応してくれましたけど、そんな訳には行きません。コイルを固める接着剤なんかもだいぶ色が変わっているし、大電流を扱っているので、いつ火が出てもおかしくないかなと。

一応分解して、対策できないか確認。多分中心のは温度センサー。フェルトを薄くすればコイルが近くなるかもしれないけど、断熱材なのでしょうし、危ないだけですな。

コイルの下にも特に何もない感じ。手前のファンで吸気して、奥の銀色部分のパワートランジスタを冷却、更に奥のスリットから排気しているようです。 手前の横棒が火力調整スライダー。アナログ式ですな。

機種選定

嫁氏がどうしても、「白色が良い」と言うのですが、白って選択肢無いですな。ほぼみんな黒。おしゃれ系はちょっと高い感じ。うちの場合、食卓で使うので見た目重視です。それに、国内メーカー製でも、お安いものは結構「壊れた」というレビューが多いですな。

出力は1000Wと1400Wの物があり、鍋物などで、台所で完成したものの保温に徹するなら、1000Wもありですが、一度冷めたものを再加熱したい場合等はパワー不足かと思います。多分コイルの径も小さくなり、鍋の中心付近ばかり加熱されるのかなと。

お安いものですと、アイリスオーヤマさんと山善さんが2大巨塔、と言った所でしょうか。

わお、Amazonベーシックとかあるのか

びっくり。

開封&比較

上面のボタンはタッチ式です。長押ししなきゃいけないので、慣れるまで「?」ってなりがち。偶にしか使わないので・・・。

「加熱」の他に、「煮込み」とか「揚げ物」モードがあります。タイマーもついている。台所で3口目として使っても良さそうですね。

本体は小さいですが、普段使う鍋を載せても程よい感じです。
土鍋。

T-FALの圧力鍋

おしゃれかつ小さい。

冷却ファンの口径が違いますな。小口径なのでちょっとうるさい(後述)

小さい。とても小さい。

そして薄い。とても薄い。

使ってみて

良かったところ

小さくて、薄い

 やはり嵩張らないのは素晴らしい。戸棚から出すのも仕舞うのも楽でいいです。重視したところなので、良かったです。

ケーブルがマグネット付き脱着式なので、収納しやすい。

 以前のものは直出しだったので、融通が利きませんでした。万が一足を引っ掛けても鍋まで道連れにならなくて済みそう。

火力

 1400Wはやはり心強く、鍋が一度冷めてしまっても、火力を上げれば何とかなります。キッチンの200V IHには叶いませんが。

気になるところ

土鍋非対応だった

 説明書をよく読んだら、「土鍋は使わないでください」と書いてあります。保証外の使い方なので、お気をつけください・・・。今のところ問題は起きてないですが、当方一切責任は取れません

少しうるさい

 ファンの口径が小さい分、高回転。かつ、ファンの回転数はフルパワー一定なので、以前と比べると若干うるさいです。どの程度かというと、普段、IH無しだとTVの音量を24くらいにしていますが、以前のは28くらい、今は30まで上げています。まあ、音量上げれば問題ないし、会話できないほどではないです。

 ただ、ファンの回転数は下げない方が、パワートランジスタを冷却出来て、長持ちするんだと思います。原価低減かもしれないけども。

 以前のもうるさいなと思っていたけど、ファンの口径が大きいのと、回転数が可変式だったせいで、静粛性は若干上。音質が違います。結局これはボディーサイズから来るものなので、少しでも静かなのが良ければ、ファンが大きいのを選んだ方が良さそうです。

操作性

 慣れの問題ですが、「入/切」をタッチしたあと、「加熱」をタッチしなければならない。電源入れたら、ダイヤル回すと即加熱してくれたら嬉しいかな。どうもキッチンのIHがそうなっているので、癖が抜けません。他のモードもあるので仕方ないかもしれませんが、断然「加熱」の使用頻度が高いのではないかな、と。

結論

 小さくて、食卓のスペースも節約できるので、音を許容できるなら断然オススメです。他社も冷却ファンは付いているので、無音の物は無いと思いますし。Amazonではレビューが若干少ないですが、いい買い物だったと思います。