HDDは2TBを2台積んでいます。1台に不良セクタができつつ、増加しないのでそのまま使っていました。しかしながら、最近2台目にも不良セクタが。
一番古いSeagate ST2000DM001。代替処理済みのセクタ数が8のままずっと使えてます
後から購入したSeagate ST2000DM008。代替処理済みのセクタ数8に加え、代替処理保留中のセクタ数10が
一旦片方に退避するには容量が足りず、1台追加することにしました。最近SeagateよりWDのほうがちょっと安くなっていたので、こちらにしてみました。SeagateはSMR(瓦磁気記録方式)なので避けたかったと言うのもあります。
【Amazon.co.jp限定】Western Digital ウエスタンデジタル WD Blue 内蔵 HDD ハードディスク 8TB CMR 3.5インチ SATA 5640rpm キャッシュ256MB PC メーカー保証2年 WD80EAAZ-AJP エコパッケージ【国内正規取扱代理店】容量あたりの単価が安い8TBにしましたが、もうちょっと小さくてよかったかな・・・。
今回はセール後でお値段がアレだったので、こっちで買いました
開封の儀
旧HDDのチェック(HDAT2)
この際、ちゃんと確認しようと、HDAT2というツールを使い、2TBを2台共チェックしてみました。なかなか起動できなくて四苦八苦しましたが、「Rufus」と言うツールでFreeDOSのUSBメモリを作成、そこにHDAT2のexeファイルをコピーする、と言う方法でなんとか起動できました。
とりあえずVERIFYのみでやってみました。
古い方(DM001)
3時間41分で終了。異常なし。7200rpmなので割と早かったんじゃないかと。
新しい方(DM008)。こちらも7200rpmなんですが・・・
な、なんと、12時間掛かっても終わらず・・・一旦止めて再開しました。異常なし。
DM008はSMRなのでクソ遅かったのかなと思います(SMRについてはググってくださいませ)。最初は200MB/s近く出ていて快調だったんですが、途中から30MB/s位になってしまいました。CMRキャッシュ領域を超えてSMR領域に入るとクソ遅くなるんだと思います。こういう所で困るんですねSMR方式。
しくじり1。
先にフォーマットしてしまい、代替処理保留中のセクタが有耶無耶になってしまいました。まあ、VERIFYで異常なかったので良しとします・・・。
しくじり2。
新しい8TBのフォーマットをした時、「ダイナミックディスクに変換」って項目を見つけてしまい、なんか便利そうと思ってやってみたんですが、どうやらWindows8以降非推奨になったと・・・。え。ナニソレ。場合によっては領域ごと見えなくなったりちょっと危険みたい。気づいた時にはデータを移動した後だったので、HDAT2を掛けた後、データをまた元のHDDに移動→領域削除→領域確保→新しいHDDに再度データ移動と、HDDの耐久試験みたいになってしまいました。
AOMEIやMINItool等有料ツールだと、領域削除しなくてもダイナミック→ベーシックに戻せるみたいですね。
データを行ったり来たりした後も不良セクタは増えていないし、まだ使えそうなんですが、どうしたもんでしょう。7200rpmなので、壊れても良さそうなゲーム用とかにしようと思いますが・・・3台は多いなあ。
感想
HDDのチェックに関してはいい機会だったなと思います。普段はchkdskくらいしかできませんしね。古いHDD達にはもうちょっと頑張ってもらいましょう。 ヤフーショッピング等で、メーカー再生品のHDDが幾つかありました。普通の中古と違って一応未使用っぽいし、エンタープライズ向けの頑丈そうなものが使われていそうでちょっと試そうかと思ったんですが、若干消費電力が高いので今回はやめてみました。次はそう言うのも試してみたいなと思います。