MUJIんblog

オッサンの独り言です。パソコン、スマホ、カメラ、楽器、バイク、猫、無印良品などなど、趣味の話題で行こうと思います。

Ryzen5 1600をRyzen7 5800Xに交換した話。

 Windows10のサポート切れはあと3年。まだ先とは言え、先が見えていると不安というか悶々としてしまう。アップグレード有料化の話もチラホラあるし(先日出したり引っ込めたりしてました。以前のwindows10へのアップグレードも結局有耶無耶というか、有料化したけど無料でできちゃうみたいな・・・)、しかもWindows11を導入するためには、CPUがRyzen1000番台ではダメという悲報も・・・。CPU以外は行けそうなので、「何時かは交換してやる」と思っていましたが、ちょっと前に交換したので、顛末を書いておきます。

うちの環境

まずはうちのPC環境の説明が必要ですな。

 チップセットがX370ですが、最新BIOSでRyzen5000シリーズまで開放されました。チップセット側PCIeの世代が古いくらいで、うちの構成では何もデメリットは無いので、とりあえずCPUのみ交換で行きます。

機種選定

 世間ではzen4世代のRyzen7000シリーズが発売となっておりますが、ソケットがAM5に移行したため、マザーボード交換が必要、メモリもDDR5になったので買い替えが必要・・・。で、新型に移行するためRyzen5000シリーズが値下がりしております。現状で不便を感じていない(CPUはいつも暇していて、どっちかというとGPUが欲しいのだけども)ので、今回はCPUのみ交換。

 最初は中古を探していて、ヤフオクを漁ったのですが、安いものは意外に不具合が多い様子。「”BIOS起動確認済み”というのを買ったけど、負荷を掛けると落ちるので出品」という個体等も売っていました。長く使いたいので新品が欲しい・・・。

 Ryzen2000以降なら何でも良かったんですが、新品で買えて、ソケットAM4最終型だし、やっぱ5000シリーズだなと。しかもせっかく買うならRyzen7くらいは欲しいなと。お値段も4万円を切っていて、なんとか手が届きそう。5800X3Dは高性能だけど、OCできないしちょっと高い。5700よりもお買い得感がある5800Xにしました。

購入

 AmazonよりPCショップの方がお安くて、秋葉原まで行くと”メモリとセットなのにCPU単品より安い”という、ウマやらしすぎてシヌ状況も有ったのですが、売り切れてたら嫌だなとか遠いから面倒だなとか色々考え(交通費出しても元が取れるけど)、au Payマーケットで買うことに。auPayにチャージしたマイナポイントと、本当はスマホの機種変更のために、せっせと貯めてきたPontaポイントを放出し、auスマートパスプレミアム会員になってポイント交換することで、他の通販価格より少しお得に購入できました。ああ、さようなら新しいスマホ・・・。

開封の儀&交換

 パソコン工房auPayマーケット店で購入。他より高いけど、スマパスのポイント2倍交換等を駆使して、少しお安く買えました。でも、クーポン等は一切使えなかったので、激安とはいかないですな。

 CPUは横から見える所に。

 クーラーは付属しないので、後はほぼ空気・・・。CO2削減のため、パッケージはミニマムにしても良いのでは・・・。Ryzen5は少し厚みのあるエンブレムでしたが、今回はステッカーになってますな。

 Ryzen 5 1600。全コア3.8GHzにOCして使っていましたが、夏場は偶に固まるので定格に落としたりして使っておりました。今までありがとう。

 CPUクーラーはOCしていたこともあり、Sycheの無限五Rev.Bを使っていて、引き続き使用。ファンは1つ増やしてサンドイッチしています。

 無事起動。認識しとります。

ベンチマーク

CINEBENCHR15

 ちょっと古くて恐縮ですが、左のグラフの2番目がRyzen5を3.8GHzにOCしたときのスコア。今回(オレンジ)は定格で2倍!!これはちょっとタマゲました。

CINEBENCHR23

 こっちはRyzen5のスコア残してなかったのですが、鬼早くて嬉しい。

Windows11導入

 遊ぶのはこのくらいにして、速攻導入。

 無事起動して現在に至ります。おなじRyzenシリーズでCPUを交換しただけなので、特に何も起こらないというか、元々不足を感じていたわけじゃないので、Windows11に出来ただけ良かったのかなと。

メモリOC

 このままでは何か呆気ないし、まだ納得いかない気がしたので、メモリのOCに挑戦。 細かいことは別記事にするとして、電圧そのままでは全くクロックを上げられず、電圧を少し盛りました。かろうじて2666MHz→3000MHzに。ちょっとしか上がりませんでしたが、まあ良しとしましょう。

CPU交換の感想

 体感で分かるのは、Windowsにログイン後、いろんな常駐ソフトが立ち上がって、右下のアイコンが増えていくのですが、その速度が圧倒的に速い。  ゲームは、PSO2NGSをやってますが、GPUボトルネックで、元々CPUはいつも暇。なので、あまり変わっていない気がします。プレイ中でもCPU使用率5%とか・・・逆にもっと使ってくれ、と思ってしまう。
 もっとCPUに負荷がかかる仕事は・・・と考え、VirtualBoxを起動してみました。速くなった気がするけど遅い・・・。これはVirtualBoxのバージョンアップで直った。Windows2000とかXPで古いゲームするなら、シングルコア割当で十分速い。いやもうクソ速い。Ubuntuもクソ速い。今までVirtualBox上で何かするというのは結構アレだったんですが、もう、別のPCじゃなくて良さそう。まあ、動かして喜んでいるだけで、何もしてないですが。

Windows11の感想

 スタートメニューが真ん中に来て、まだ慣れませんなこれは。Macに寄せんでも良いのに。Windows10のままで良かった気がする。"すべてのアプリ"ボタンとか小さくて押しにくいし。
 Windows11はAndroidアプリが使えるって事でしたが、これってAmazon appストアなんすね。まだβテスト段階だそうで、使えるアプリがかなり少ないです。スマホゲーム用にBlueStacksも入れてあるので、Androidはそっちでもいいし・・・まあ、シームレスな方が便利ですけども。appストアのラインナップが増えたら、またチェックしたいと思います。

 何だか調子悪いことも色々あり、再インストールも必要でした。LANとかサウンドGPUチップセット等のドライバー関係。あと、Ryzen用の電源プラン(Ryzen Balanced)って、Ryzen5000シリーズは不要になったそうで、一度チップセットドライバーをアンインストールしてから再インストールしたら、消去できました。

 ASUSマザーボードユーティリティー、AISuite3はそろそろ止めたほうが良いのかも知れません。EPUの項目とWindows11の電源オプションの設定が合わない感じ。EPU側をいじるとWindowsの設定が変更できなくなる。UEFIにもEPUって項目が無くなっているし、触らないほうがいい感じ。

 と言う訳で、PCの延命ができました。このCPUパワーがあれば暫く困ることはないでしょう。GPUSSD容量は困り中なので、予算が確保できたら弄っていきたいと思います。